紫外線は夏じゃない!?対策はまず敵を知ることから
日焼け止めは夏じゃない!
こんばんは海崎です。
皆様は日焼け止めと言えば「夏」と言うイメージ、ありませんか?
海に行くときになんとなく塗っておかないと皮が剥けてべろべろに、なんてこと。
それを防ぐために塗るのは勿論。
紫外線量が増えてくるのは春から夏の今ぐらいからです。
4月22日はとにかく暑かったので、思い出したこともあり、ちょうどよく紫外線についてまとめてみました。
とは言え、宣伝ではないので、まったり眺めてください。
紫外線は三種類!?
問題となる紫外線は三種類あります。
UV-A
波長は一番長いので、力は弱いです。
ですが、皮膚の深部にまで入ってくるので、
しわやたるみなど長期的に見て影響が出てくる
ものの原因になりやすいです。
日焼けで黒くなるサンタンの原因でもあります。
(サンタ「ァ」ンの「A」、サン「炭」で「黒くなる」と覚えると楽です)
「PA」の横に「+」が多いもののほどこれを防げています。
UV-B
波長は中程度、Aよりは力が強いです。
皮膚の内部に入ることはありませんが、
表面に軽度のやけどを残すサンバーンの原因です。
(サン「バ」ーンで「B」」、「バーン」で赤くなると覚えると楽です)
特にレジャーなどで痛い思いをするのはこれのせいです。
UV-C
波長は最短で力は最強です。
透過の力が弱く、オゾン層でほとんどがなくなってしまい、
地上にはめったに届きません。
とは言え、オゾン層が壊れたら……。
将来心配されるものでもあります。
紫外線は悪いもの?
紫外線は美容の敵です。
さらに行き過ぎた皮膚への刺激は癌化の原因にもなります。
そして夏の楽しい思い出のあとの日焼けは痛い、
どうしようもなく痛い。
そんなマイナスイメージがついている紫外線ですが、
実際は良い面もあります。
紫外線と骨形成
骨を作る原料であるカルシウム、その吸収経路の一つに必要なものがあります。
それはビタミンDです。
しかも、ビタミンDは紫外線を浴び、皮膚表面で活性型となります。
過剰な紫外線予防がこの活性化を妨げることが問題にもなっているのです。
これに関しては国立環境研究所さんが面白い論文を残しているので、
興味をお持ちの方はぜひお調べください。
褐色は皮膚の日傘
サンタンで黒くなるのはなぜでしょう。
このメラニンの色は髪色の暗さに応じて暗い色の日傘を広げます。
それがシミであったり、そばかすであったり……。
これもまた美容の敵ですが、逆に言えば、メラニンがなければ、
降り注ぐ日光の中、皮膚が脅威にさらされ続けているともいえるので、
良い側面として挙げておきます。
良い側面として挙げておきます。
紫外線チェッカー
かわいいものから本格派まで
最近知ったものなのですが、
アクセサリーの色調変化から紫外線量を何となく可視化する
そんなグッズがあるようです。
アマゾンさんで見てみてもいろいろあり、
中には「The計測器」みたいなものも。
夏に向けて色づく様子を眺めるのもまた面白そうですね。
さいごに
ひどい日焼けは軽度のやけどと考えられます。
無理せず痛み止めや漢方薬、低刺激の塗り薬などで対応してください。
ここまで書いたけどやっぱり紫外線許せねぇ、海崎でした。